生前、祖母の自宅には定期的に内科のお医者様が来ていました。
週に二度、お医者様と看護師さんが二人で来て、祖母の体調を管理してくれていたので、私たち家族は離れて暮らしていても安心でした。
血圧を測り聴診器を当て、その日の体調を確認するのはもちろんのこと、何か気になることはないかなど、祖母の話を聞いてくれていたようです。
特に看護師さんは祖母に優しく接してくれたのはもちろんのこと、時には話相手にもなってくれていたと聞きました。
気になる症状に合わせて薬も届けてくれるため、祖母はとても心強かったと思います。
転んで打ち身が気になるときは湿布を、目が乾くときは目薬を処方してくれていました。
また、祖母は皮膚が弱かったので、かゆみ止めなどの軟膏も症状に合わせて処方してくれていたようです。
現在は在宅診療に力を入れている医療機関が以前に比べて増えたように感じています。
祖母の話を聞いていると、在宅診療の良さや魅力がよく伝わってきました。
私も年齢を重ねて自由に外出ができなくなったとき、信頼のおける医療機関に在宅診療を依頼したいと思っています。